『天国はまだ遠く』 瀬尾まいこ
仕事も人間関係もうまくいかず、毎日辛くて息が詰りそう。 23歳の千鶴は、会社を辞めて死ぬつもりだった。 辿り着いた山奥の民宿で、睡眠薬を飲むのだが、死に切れなかった。 自殺を諦めた彼女は、民宿の田村さんの大雑把な優しさに癒されていく。 大らかな村人や大自然に囲まれた充足した日々。 だが、千鶴は気づいてしまう、自分の居場所がここにないことに。 心にしみる清爽な旅立ちの物語。
“映画化” に惹かれて読んでみたのですが
どうやら我が家から近い映画館では上映しないみたいです。。。うぅ(^^;)
これといって何が起こるわけでもない田舎生活のお話なのですが
自分も少し日常から離れて休息しているような気分になって 心地よい作品でした。
私はたいして悩みもないのだけれど(笑)
自分はどうして今この場所でこれをやっているんだろうって ふと思うことはたまにあって
でも、そういうことを考えるからといって 自分の存在意義を深く追求するような深刻さもなくて
ただ、そういうことを考えることがあるっていうだけのことなんですけど(^^;)
何を言っているんだかよくわからないんですけど
あー そういえば たまに自分を外からみるときがあるなぁって
この作品を読んでいて思い出しました。
・・・意味不明ですみません(笑)
田村さんには田村さんの場所や生活があって、 千鶴もそうで。
違うものに触れて 自分を知る。 そういうことって多いのかもしれません。
旅に出るのがおもしろいのは 旅先で日常とは違ったものに触れて
それによって自分を確認しているようなところがあるからなんじゃないでしょうか。
映画では 「田村さん」はチュートリアル徳井さんだそうで(^^)
イケメン変態 徳井さん 好きなんですよねぇ(笑) 楽しみです♪
うちの近くでは観られないので、家出してどこかに観に行こうかと思います。。。