『風花』 川上弘美
夫に恋人がいた。 離婚をほのめかされた。 わたしはいったい、どう、したいんだろう―――。 夫婦の間に立ちこめる、微妙なざわめき。 途方に暮れながらも、自分と向き合い、 夫と向き合い、少しずつ前へ進みはじめた、のゆり、33歳の物語。
すっかり主人公になった気分で
途方に暮れ、自分と向き合い、(架空の(笑))夫と向き合い、別れを考え。。。
離婚に向けて予行演習をしたかのような感覚です(^^;)
物語は のゆりが離婚を決意したように感じられるところで終わってしまうので
実際に離婚したかどうかはわからないのだけれど
彼女が少しずつ歩き出すような感じがよかった。 私も一緒に並んで歩き始めた気分です(^^)