『渇く』 瀬戸内寂聴

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  妻に離婚を求められた傷心の晋也は、悠久のインドに魅せられている女、萠とめぐり合った。

  愛の不安定を考えつめた萠はしかしインドへ逃れ、残された晋也は不治の病気を宣告される。

  急ぎ帰国した萠は死に向う晋也を、癒しと祈りの聖なる大地、インドへ連れて行く…。

  生と死の喜びを暖かく描く、感動の長編。




愛は不安定。 人間の生死も不安定。

だからこそ人生は楽しいのかもしれないですが。


元妻と新しい恋人が それぞれの立場から 死に向かう男性を想い、送り出す。

哀しいけれど、強くてあたたかい物語でした。









まったく知識がないのに、なぜか私はずっと仏教に心惹かれています。

いつかは出家するときが来るような気がしている (←いい加減^^;) というか

いつかは出家したいって10年位前から思っている (←って言うと衝撃的^^;?) というか

まぁそんなに真面目に考えてはいないんですけど(笑)なんだか惹かれています。


本書を読んでいたら、出家する前に絶対インドに行かなくちゃ。という気持ちになりました(^^)

でもその前にもう少し痩せないとダメだな。。

どう見ても 「修行」 には遠い体型を何とかしないと出家できません(;▽;) ←?