『青が散る』 宮本輝
燎平は、新設大学の一期生として、テニス部の創立に参加する。 炎天下でのコートづくり、部員同士の友情と敵意、勝利への貪婪な欲望と「王道」、 そして夏子との運命的な出会い―――。 青春の光あふれる鮮やかさ、荒々しいほどの野心、そして戸惑いと切なさを 白球を追う若者たちの群像に描いた宮本輝の代表作。
もっと早く読んでいたら、もう少し感じ方が違っていたかもしれないなぁー。。
自分がこの年頃だったころを思い出してしまって 面映いというか、心苦しいというか…(^^;)
青春時代って楽しくて切なくてすごく大事な時間だったけれど
決して戻りたいとは思わないんです(笑)
未熟すぎてアホすぎて思い出すだけでやりきれない(;▽;)
部活に打ち込む感覚は 自分もこんな感じだったかなって懐かしく思い返しながら読みましたが(^^)
・・・言葉にしきれない色々が詰まった作品でした。 ←私の語彙が貧困なだけとも言う…(^^;)
“この世は恐い。人生は大きい。”
(ジャック・クリスピンが言ってそうな言葉だなぁ。←伊坂ファンにしか通じない(^^;))