『さんだらぼっち』 宇江佐真理

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  芸者をやめたお文は、伊三次の長屋で念願の女房暮らしを始めるが、

  どこか気持ちが心許ない。

  そんな時、顔見知りの子供が犠牲になるむごい事件が起きて―――。

  掏摸の直次郎は足を洗い、伊三次には弟子が出来る。

  そしてお文の中にも新しい命が。

  江戸の季節とともに人の生活も遷り変わる、人気捕物帖シリーズ第4弾。




 本書は、一貫して夫婦の物語である。
 伊三次とお文が次第に本当の夫婦になっていく過程を読む一冊である。
 読み進めるうちに読者は、自分自身が結婚した頃の気持ちを思い出し、追体験させられる。(解説)


私は結婚した経験はありませんが、

すっかり伊三次と結婚した気になって読みましたよ(≧▽≦)♡♡ ←バカ。。^^;






 女が結婚を機にそれまでとまったく違う環境に入り、それなりの言動を求められる。
 むろん自分で覚悟して周囲に溶け込もうと努力し、周囲も温かく迎え入れてくれはしても、
 一朝何かあると双方の違和感が噴き出してしまう。
 ああ、やっぱり。しょせん無理だったんだ。どちらもそう思う。
 自分が抱えている鬱屈は亭主にも言えない。
 そのいいようのない孤立感は、嫁いだ女なら誰しも、多かれ少なかれ、身に憶えがある。(解説)


少し前に嫁いだばかりの妹のことがちょっと心配になったりして(^^;)

新婚生活楽しんでるかなぁ。 独身無職の姉も楽しく過ごしているので(笑)、

愛する旦那さんと一緒の妹はきっと楽しいはずだ!と思ってはいますが(^^)

でも色々試練はあるのでしょうね。






伊三次とお文にも様々な苦難があるわけですが、二人とも逞しい☆

何があっても、きっと二人で乗り越えていけるはず(^^)


伊三次が頼もしい旦那さまになってきていて、なんだか幸せ(笑)

あー。 私も伊三次の妻になりたい♡♡♡ ←バカ。。。^^;







・・・で、なんですかこの終わり方はー!

悲しいことがあって 雨の中ほろほろと泣くお文。。。

どうなるの?! 続きが気になりすぎです(^^;)