『死神の精度』 伊坂幸太郎

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  CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、

  受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―――

  そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。

  1週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌8日目に死は実行される。

  クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う6つの人生。



ウマイですねー。 映画が気になります(^^)



死をテーマにしているのに 暗すぎず

ミステリーっぽいもの、恋愛小説っぽいもの、味も色々でかなり楽しめました☆



短編だけれど主人公が全部同じだし、ちょこちょこ前の登場人物も出てきたりして面白いです。

(“仙台で壁に絵をかいていた青年”っていうのは 『重力ピエロ』 の 「春」 のことなのかな??

  ・・ん? 兄だっけ?? 兄の名前はなんだっけ?? ←記憶に難ありすぎ(T▽T))






会話のキャッチボールが微妙にずれているのがすごく好き(笑)

ずれているのに とりあえず会話が成立しているのがおもしろいです。


そういうのって 死神じゃなくても かなり多いのかもしれないなって思いました。

自分が伝えたいことって もしかしたらそんなに相手には伝わっていないのかもしれない。

伝わっているような気がしているだけで実はずれていたりするのかも。。

なんて ちょっと寂しくなってみたりもしました(;▽;)




どうやら 今のところ 私のまわりには、死神はいないようです。

地名の苗字と ミュージックを愛する男(女性もいるのかしら??)には要注意ですね(^^)

あ、でも注意しても、生き延びる可能性は少ないみたいですが(笑)






***



中途半端な状態で読書を休憩してしまっていたのですが
今日かなり久しぶりに本を開き(もしかしたら引越後初めてかもー。。)
ちょこちょこ前を読み返しながら最後の1章を読みました。
最後がすごく良くて、ちょっとモッタイナイ読み方しちゃったかも(泣)

引っ越してから自由時間は増えているはずなのに、ますます読書時間が減っているような。。
今日は
「水汲みに行って来るから2時間留守にするねー!洗濯お願い!」 と母が出かけて行ったので、
その間に。

今になって、水汲み・・?! 2時間も・・・!? という疑問が。。
母はどこへ行っていたのでしょうか(笑)
(あ、ちなみに、うちは田舎ですけど、しっかり水道は通っています^^;)

子供の頃に読んだ本とか、挫折したような記憶のある本とか、読んだ記憶すらない本とか、色々出てきたので
今後はのんびり読書時間をとりたいなぁと思います♪