『地を這う虫』 髙村薫
「人生の大きさは悔しさの大きさで計るんだ」。 拍手は遠い。喝采とも無縁だ。めざすは密やかな達成感。 克明な観察メモから連続空き巣事件の真相に迫る守衛の奮戦をたどる表題作ほか、 代議士のお抱え運転手、サラ金の取り立て屋など、 日陰にありながら矜持を保ち続ける男たちの、敗れざる物語です。 深い余韻をご堪能ください。
すべて「元・警察官」が主人公の物語。
派手ではないけれど、生きる強さを感じる素敵な作品集でした。
転職した後って 前の職業の癖が抜けなかったりするものなのでしょうか^^?
警察官ってすごい職業だなぁと思わずにはいられませんでした。
あ、でも、職業に限らずとも、からだに染み付いていることって多いんでしょうね。
そういえば私は 前回の引越しの後に、前の家の方向の電車に乗っちゃったりしてました。←バカ(^^;)
ところで “這う” という字
本の表紙はダブルシンニョウ(←こんな言い方じゃないですよね^^;)なのですが
変換ができなーい。。。なんか悔しい(^^;)