『やさしさの法則』 堀田あけみ
大学院の心理学研究室に籍をおく、松原星子さん――24歳。 新婚ホヤホヤのハッピー気分の彼女に降って湧いた不幸――それは、夫の蒸発だった…!? 彼女を好きな一平、そして研究室の仲間たちが織りなす、青春恋愛小説。
『君は優しい心理学(サイコロジー)』 という作品を 文庫化にあたって改題したものだそうです。
“男女の友情は成立しない” なんてよく言われていますが
星子さんと一平くんのような関係も あり得るのかもしれないなぁー。
うーん、でも、 星子さんの旦那さんや 一平くんの彼女の立場からすると
ちょっと妬けちゃったりするんだろうなぁー(´▽`;)
素敵な友達とも言えるし、友情という枠は超えているような気もする。。。
人と人との関係って 簡単に名前をつけられないことが多いような気もします。
友達、恋人、きょうだい、、、そういう言葉の枠(枠づけの言葉?)があるけれど
考えてみたら 自分と誰との関係をとってみても おなじ人っていないですね。
どこをとっても一対一、自分と相手。。 それぞれが唯一の存在。
自分を基準に並べることができるのだとしたら、
付き合いが「薄い」人~「濃い」人 ということになるのかな?(笑)
なんだか 自分自身が考えていることも グズグズでよくわかりませんが(^^;)
読んだらちょっと優しくなれそうな小説です☆(←ホントかー?!(笑))
あとがきに “これはこんなに甘い話だったのか…” というようなことが書かれていましたが
作った本人がそう言ってしまうのね?!と思ってちょっと笑えました(*^_^*)
作った本人がそう言ってしまうのね?!と思ってちょっと笑えました(*^_^*)
確かに甘い。
でも、こういう関係があったらいいなーって やわらかい気持ちで読めました。
でも、こういう関係があったらいいなーって やわらかい気持ちで読めました。