『孤独を生ききる』 瀬戸内寂聴
人はひとりで生まれ、ひとりで死んでゆく。 恋人がいても、家族に囲れていても、しょせん孤独。 群れていても、若くても、老いても孤独。 ほんとうに自分が孤独だと感じたことがない人は、真に人も愛せない。 孤独と向かい合い、飼い馴らし、新しい自分と出会える人だけが人生に輝く道を発見する。 孤独を生ききるにはどうすればいいか。答えがこの本にある。
人はそもそも孤独なものなので、 孤独だよー 寂しいよー って叫んでいることは
私は人だー 人間だー って言っているのと同じことなのかもしれない。。(ってなんか違う?^^;)
口を開けば “寂しい” という単語が出てきてしまうウサギちゃんなワタクシ
修行して出直します。。オバカな叫び声はあげないように。。(´▽`;)
孤独が特別なことじゃないっていうのは ちょっと考えたら誰にでもわかることだけれど
つい孤独は悲しいことであると思ってしまいがちですよねぇ。
自分がいかに孤独であるかを嘆くのはやめて
他人の孤独を理解してさりげなく寄り添ってあげられたら 少し優しい人間になれるのかも。
人生相談のような形でかかれている本書、けっこう読みやすくてよかったです。
ただ、章タイトルの文字がかなり大きいので 満員電車で背後に人が立っているときは
ちょっと意識しちゃいました(^_^;
(近くにいる人が読んでいる新聞とか本とか、つい覗いてしまうのは私だけでしょうか^^;?)
『愛人の孤独』 とか 『老いの孤独』 とか 書いてある本を真剣に読んでいる若者。。
背後に立ったオジサマはきっと心配してくださったことでしょう(笑)