『青空のルーレット』 辻内智貴
青い空に浮かんで、俺達はビルの窓を拭く―――メシを喰うために、家賃を払うために。 けれど俺達はそれぞれやりたいことを別に持っている。音楽、芝居、写真、マンガ…。 だから、俺達が窓を拭いているのは、夢を見続けるためなのだ! 熱く純なハートを持つ男達の夢と友情を感動的に描いた表題作。 ほかに、第16回太宰治賞受賞作 「多輝子ちゃん」 を収録する。
読んでいるうちに話の展開はみえてしまうのに、すごく気持ちのいい結末☆
いい話 キター! って感じです(*^_^*)
爽やかな読後感です。
やっぱり人間って捨てたもんじゃないな、なんて思わせてくれます。
それと同時に 腐ったヤツとは関わりたくないな、とも思わせてくれます(笑)
映画がみたーい。みたい映画がいっぱいありすぎて困ります( ̄▽ ̄*)
併録の 『多輝子ちゃん』 もよかったです◎
おもしろい書き方。これは誰目線なんだ・・?って最初は思ってしまいましたが
筆者自身の目線だったのですね。。(^^)
筆者と多輝子ちゃんがどういう関係なのか、謎のまま終わってしまったのが残念です。
“実は姉の話でした” とか サプライズがあったらおもしろかったかも(笑)