『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』 本谷有希子

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  「あたしは絶対、人とは違う。特別な人間なのだ」―――。

  女優になるために上京していた姉・澄伽が、両親の訃報を受けて故郷に戻ってきた。

  その日から澄伽による、妹・清深への復讐が始まる。

  高校時代、妹から受けた屈辱を晴らすために…。


  小説と演劇、2つの世界で活躍する著者が放つ、魂を震わす物語。




これも映画に興味があって、原作を読んでみました。

作者さんは私と同い年です。すごいなぁ。。

(これからどんどん自分より年下の作家さんが増えてくるんでしょうけど^^;)



タイトルもおもしろいですよね。自分が喝を入れられたような気がしたりして(笑)




脱力系な^^; 私にとっては この人のキリッとした(ト書きっぽい?)文章は

初めは読みにくかったですが、それも徐々に慣れました。





人間の心の暗闇が。。 もー、読んでいて怖かったです。


家族だからといって完全に理解し合えるものではないし

自分の欲をおさえることって簡単なことではないのかなぁとも思うし

でも、どうして分かり合えないのー?って 悲しくなりますね。。(T_T)



なかなか受けいれられないことって多々ありますけど

そういうのも自分のなかでうまく噛み砕いて消化していかなくてはならないんですよねぇ。







そしてコワイと言えば。。 こんなページがありました↓

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ひょーーーー Σ( °O °;


全部がこういう書き方なわけじゃなくて、このページだけなんですけどね。

こういう書き方ってあまりみかけないので ページを開いて驚きました^^;


何がどうして“終わる”のか・・・っていうのは 読んでのお楽しみということで(笑)