『猛スピードで母は』 長嶋有
「私、結婚するかもしれないから」 「すごいね」 小6の慎は 結婚をほのめかす母を冷静に見つめ、恋人らしき男とも 適度にうまくやっていく・・・。 現実に立ち向う母を子供の皮膚感覚で描いた芥川賞受賞作と 大胆でかっこいい父の愛人・洋子さんとの共同生活を爽やかに綴った 文学界新人賞受賞作「サイドカーに犬」を収録。
がびーーーん。。(←死語^^;?)
この作者さんが男性だということ 2冊読み終えてから知りました。。( ̄△ ̄;)
ちょっと男クサイ文章をかくカッコイイ女性作家だなぁなんて思ったりして
完全に女性だと勘違いしてました。 男性だったのね・・なるほど。。
でも、男性って言われると、女性の描き方がすごく巧みなような気がする。。
それだけウマイということなんでしょうか。
思い込みって恐いですね^^;
って。。どうして私はこの人を女性だと思い込んでいたのか。。謎です。
名前が女性っぽいからかなぁ?
・・前置きが長すぎ(^^;)
猛スピードなときってありますよね、女性は。
でも ずっとスピードを出していられないんですよね、女性は。
ホルモンが。。体がそうなってますから。(←そういう問題?^^;)
「母」も「洋子さん」も 強い人なんだけれど ちょっと立ち止まって落ち込んじゃったりして。
どちらもあまり感情を外に出さない人なのに (子供の視線で書かれているからそう感じるのか…)
伝わってくるものがありました。
やっぱり長嶋さんは女性なんじゃないかなぁー(´▽`;)
子供たちは 冷静なようにみえて 必死で考えたり悩んだりしているんだと思います。
受け入れているようにみえて、実は考えないようにしていたり。
あ、“考えない” というより、年の分だけ “考える力がない” ということなのかな。
子供は 核の部分にはたどりつけないように 人間ってうまくできているのかも。(!?)
オトナっぽく振る舞っていても、やっぱり子供は子供なのかなぁと思いました。
(なんだか意味不明ですね。。自分でも何が言いたいのかよくわかってない。。^^;)
映画が楽しみです☆