『失はれる物語』 乙一

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  私にはケイタイがない。友達が、いないから。

  でも本当は憧れてる。いつも友達とつながっている、幸福なクラスメイトたちに。

  「私はひとりぼっちなんだ」と確信する冬の日、とりとめなく空想をめぐらせていた、その時。

  美しい音が私の心に流れだした。

  それは世界のどこかで、私と同じさみしさを抱える少年からのSOSだった…。

                                   (「Calling You」)




切ないファンタジーの短編集。


(「マリアの指」 だけは ブラックでしたが。。^^;)





“自分の居場所がない” という気持ちを抱えている登場人物が多い感じがしました。



なんか、たくさん感想を書いてしまうと この本のよさが薄れてしまうような・・


すごく繊細な感じなんですよねー (って文才のなさをアピールしてますが。。(笑))





ということで このへんで。。(´▽`;)







「Calling You」 は 映画化ということで、、

どんな映像になっているのか みるのが楽しみです♪