『暗色コメディ』 連城三紀彦
もう1人の自分を目撃してしまった…。 自分を轢き殺したはずのトラックが消滅した…。 妻に、あんたは1週間前に死んだと告げられた…。 知らぬ間に妻が別人にすり替わっていた…。 4つの狂気が織りなす幻想のタペストリーから、やがて浮かび上がる真犯人の狡知。 本格ミステリの最高傑作。
精神科医とその患者たちのまわりで起きた数々の事件。
ふつうの 「ミステリー小説」 っぽくなくて 全然よんだ感触が違っていました。
でも すべてがミステリー・・・
何が真実で 何が妄想なのか、、 謎だらけでした。
最初は読みにくかったですが (わけのわからない話が続くので)
どんどん引き込まれて
私まで何かが見えてしまいそうな。。。(!)
ホラーではないんだけれど、怖かったぁー(*_*)
タイトルに惹かれて買ったんですけど、全然想像と違っててびっくり。
ミステリーだと思ってなかったし。。←アホだ(´▽`;)
結末は こんなバラバラな出来事が繋がるの??ってビックリでした。
犯人は1人。。。 すごい構成です。
そもそも病気のこと(幻覚とか)が 私にはよくわからないので
謎もけっこう残ったような気がしますが(笑)
興味深い作品でした。