『ジョゼと虎と魚たち』 田辺聖子

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足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。

ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと

大学を出たばかりの共棲みの管理人、恒夫。

どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く

表題作「ジョゼと虎と魚たち」。

他に、仕事をもったオトナの女を主人公にさまざまな愛と別れを描いて

素敵に胸おどる短篇、八篇を収録した珠玉の作品集。





映画にかなりはまったものの 原作は読まずにここまできていました。

やっと読んだら。。。

やっぱり感動。 素敵な作品です。


映画とは人物設定が違っているけど、映画も小説も、どっちもイイ(ノヘ;)♡


もう一度 映画が観たくなりました。



他の作品もみんなよかったです。

働く女性とチョット頼りなさげな男性・・

女性って揺れるんですよねぇー。 うんうん。 あるある。 って感じでした。



全部大阪弁なんですけど、これが東北弁だったら最高だったのに!!(≧▽≦)

大阪弁が大好きな方には、ど真ん中くると思います^^




それにしても 著者の田辺さん 昭和3年生まれって。。。おばあちゃんですよ!!

びっくりしました。

そしてこの作品も、20年以上前のもの・・。なんかすごいなぁ。