『きららの指輪たち』 藤堂志津子
32歳の女性4人がマンションを買い
そこで繰り広げられる生活や恋愛を描いたお話。
結婚はあきらめない。でも先を考えると落ち着ける住まいがほしい。
結婚したらパートナーを呼んで一緒に住んでもよし
売って引っ越すもよし。
読んでたら私もマンション買いたくなっちゃいましたねぇ。
経済力がないのが残念(笑)
稼ぐ力がなければ ひとりで生きていくのは大変なことだなぁ。。
私 このままじゃ負け犬にもなれない^^;?
気になった場面①
憧れの人と付き合うことになったが捨てられた・・というところで
“人間の匂いが似ているとうまくいく”
“自分の性格サイズからはみ出した相手とは難しい”
“憧れは遠くにありて思うもの”
んー。自然体でいられることって大事なんですよねー。
気になった場面②
8歳年上の女性に呼び出されやけ酒に付き合わされた男性が
酔いつぶれた女性を前におろおろしていたとき
迎えに来た女友達が男性にむかって
“いくら20代とはいえ、少なくともあなたは男でしょう。
酔いつぶれた女ひとりをどうして始末できないのか
当面のあなたの課題はこれね”
“私たちの助けを必要としたことを 男の恥、と胸にきざんでおきなさい”
“女と酒を飲む場合の男の心得とも言うべきものが、あなたにはなかったのか”
・・・厳しいお姉さまがたです(笑)
いやぁ。
切ない場面もあるし おもしろい場面もあるし いい作品でした☆
同じ建物の中に友達がいるっておもしろそうだな~