『ラジ&ピース』 絲山秋子


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自分は醜いというコンプレックスを抱く野枝は、
実家を出て群馬県のローカルFM局で人気番組を担当するようになる。
誰からも干渉されない自由に閉じ篭もる野枝だが、
その心の隙に気さくな方言で話す女医の沢音が入り込み…。

横浜と会津出身の二人の女性の呼び合う心を描く「うつくすま ふぐすま」を併録。


主人公はいつも不機嫌な人なのに 親近感を感じてしまうのが おもしろいです。

身近にいたら ちょっと付き合いにくい人なんだろうなぁと思うけど・・・ 共感できる部分もあり。



ローカルネタも多いので 群馬県の人が読んだら、より楽しいかもしれません(^^)

前橋 vs 高崎 も いろいろあるんですね~ ぷぷぷ。



同時収録の短編 「うつくすま ふぐすま」 は

福島県民のわたくし、タイトルだけで ワクワクしてしまったのですが

期待したほど 地元ネタはなく(笑) でも 内容はとても楽しめました◎

“オトコと別れるのって どうしてこんなに気分がいいんだろう” という感覚は 

私にはあまりよくわからないけれど…^^; 

読書も ドラマも そうですが いろんな人の いろんな人生を 疑似体験できるのが イイんですよね☆