『クライマーズ・ハイ』 横山秀夫

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  北関東新聞の古参記者・悠木和雅は、同僚の元クライマー・安西に誘われ

  谷川岳に屹立する衝立岩に挑む予定だったが、出発日の夜、御巣鷹山で墜落事故が発生し

  約束を果たせなくなる。

  1人で出発したはずの安西もまた、山とは無関係の歓楽街で倒れ、意識が戻らない。

  「下りるために登るんさ」という謎の言葉を残したまま―――。


  未曾有の巨大事故。 社内の確執。 親子関係の苦悩…。

  事故の全権デスクを命じられた悠木は、2つの 「魔の山」 の狭間で

  じりじりと追い詰められていく。 


  あらゆる場面で己を試され篩に掛けられる、著者渾身の傑作長編。 



  
時間をかけて読んでしまったので (旅行にも一緒に行って、ほとんど進まないまま帰ってきたし^^;)

いまいち “ハイ” にはなりきれなかったような。。もったいないことしちゃったかも。

でも終盤は感動してウルウルでした(T-T)



男性の 仕事にかける想いってすごいですね。

(女性がすごくないっていう意味ではないんだけれど、やっぱりちょっと違うような気が・・)


読んでいるだけで胃が痛くなってしまうようなストレスフルな毎日。

働くお父さんは大変ですね。。(ってそういう内容の本じゃないですが(笑))




ランナーズ・ハイ』 や 『クライマーズ・ハイ』 と同様に

ボート競技にも 『ローヤーズ(ローワーズ?)・ハイ』 があります。(たぶん)


岩を登るシーン 私は山登りのことはよくわからないのだけれど

ちょっとボートのことを思い出して 手に汗握りました。