『アルゼンチンババア』 よしもとばなな
街はずれの廃屋みたいなビルに住む、変わり者で有名なアルゼンチンババア。 母を亡くしてからしばらくして、 みつこは自分の父親がアルゼンチンババアと付き合っているという噂を耳にする。 思い切ってアルゼンチンビルを訪ねたみつこが目にした、風変わりで愛しい光景。 哀しみを乗り越えていっそう輝く命と、真の幸福の姿を描く大傑作。
この作者さんに対してはなぜか苦手意識があり いままで全然読もうとしなかったんですけど
映画がおもしろそうだったので 思い切って読んでみました。
ページを開いてみると 意外と普通に読めて。。
切なくて ちょっとおもしろくて あったかくて
幸せって何だろうなんて考えて
ほのぼのとした 作品の空気にひたることができました。
思い起こせば あまり読書をしなかった学生時代、友達にすすめられて 「アムリタ」 を読み
いまいちピンとこなかった・・ということだけが“苦手”の理由なわけで。。
一度感じた苦手意識って消えないものですね(^^;
きっと「アムリタ」も今読んでみたらおもしろく感じたりするのでしょうけど
なかなか手がでない。。
内容もよく覚えていないくせに なぜ今まで一度も読み返そうとしなかったのか不思議(笑)
映画は鈴木京香さんが 「ババア」 ということで・・ ど どんなババア?!^^;
ぜひ観てみたいと思います☆