『流星ワゴン』 重松清
死んじゃってもいいかなあ、もう…。 38歳・秋。 その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。 そして 自分と同い歳の父親に出逢った。 時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。 やり直しは、叶えられるのか―? 「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。
過去に思いを巡らせても 過ぎてしまったことはやり直せない。
でも、思いを巡らすことには意味がある。。んだなぁー。 と、読みながら考えました。
大事なのは “気付くこと” なんですよね。
何も変わらないかもしれないけれど
知らずに過ごしてしまうよりは つらいことでも知っていたほうがいいのかも。
「無関心」 はダメですね。
いろんなことに関心をもっていたいなぁと思いました。
失業、妻の不倫、息子の家庭内暴力、、 どこかで壊れてしまった家族。
ちょっとしたきっかけや心遣いで 何かが変わるのかもしれません。
最後は少し光が見える感じの結末でした☆
父と息子の物語。男性にはぜひ読んでみてほしい一冊です^^
男性は 『息子が大きくなったら並んで立ちションがしたい』 と思うらしいです・・
私にはわかりません(笑)