『最悪』 奥田英朗
その町には幸と不幸の見えない境界線がひかれている。 事業拡大を目論んだ鉄工所主・川谷を襲うウラ目ウラ目の不幸の連続。 町のチンピラの和也が乗りこんだのは、終わりのない落ちるばかりのジェットコースター。 「損する側のままで終わりたくない!」 追いつめられた男たちが出遭い、1本の導火線に火が点いた。
うわーーー 最悪だなーーー ああああーーー 最悪だーーー
って思いながら読んでました。
どんどん嫌な方向へすすんで。。。
川谷さんに感情移入してしまうと かなり胃が痛くなります(笑)
この本は結局何がいいたかったのか・・と考えてしまいますが
タイトルが 『最悪』 ですから・・ 深く考えないほうがいいのかしら(^▽^;)
それにしても 著者の奥田さん
・・・ほんとは女性だったりして?!(ё ̄∀ ̄ё) と思ってしまうくらい
女性の内面の書き方がうまいなぁーと。
男性作家さんが書いた女性心理っていうのは違和感を感じることが多いんですけど
この人はまったく違和感がなくてスッキリ読めました。
あ、話の内容は全然スッキリじゃないですが(@▽@;)