『恋文』 連城三紀彦
白血病で死ぬ前にひと目十年ぶりに会いたいと訪ねてくる女
その女の最期を看取りたいと家出し、離婚してくれという男
女を見舞い、夫とその女の結婚式のために
“ラブレターよ”と言って 離婚届を渡す3歳年上の妻
この三角関係は まさにミステリーだった。
(解説より)
描き方が淡々としているんだけど
懐かしいドラマの記憶が目の裏によみがえってきて
胸の奥の苦しさが増しました。
もう、渡部篤郎さん イメージにぴったり。 水野美紀さんも。
(っていうか、ドラマを先に観てるからかな^^)
文章からは昭和(大正?)っぽい香りが漂う。
アッサリ味 なんだけど。。。 内容が濃くて。
すごいことなのに淡々と書いてる感じ・・?
この人の本は初めて読んだけど、なんだか新しい感覚でした。
短編集って全部読まないうちに飽きてしまうんだけど f^^;)
コレは5編ともしっかり読んじゃいました。
最後の 「私の叔父さん」 ドラマにならないかな?^^