『嫌われ松子の一生』 山田宗樹

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こんな寂しい人がいるんだなぁ…

「不幸」と言うのもちょっと違う気がするし、かといって「馬鹿な女」というのもなんか違う。





松子の教え子・龍さんの言葉のなかで

“知恵と勇気が少しあれば違った人生があったかもしれない”

という部分に妙に頷いてしまった。






松子の心の動きに自分と似た部分を感じながらも

やはり作者は男性だな、女性作家の作品とは読んでいて感覚が違うな、と思った。


完全には自分と重ならないんですね。

松子が理解しにくい行動に出たり(笑)


小説はそういうところもまたおもしろいわけですが◎