『明日の記憶』 荻原浩

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確実に失われていく記憶

自分が自分でなくなってしまう・・・生きる意味とは?




若年性アルツハイマーを患った主人公が、病気と闘い、生きる。

怖かった。

読みすすめるうちに、どんどん怖くなった。

恐ろしい病気。

自分がわからなくなることは、何よりも耐え難いことかもしれない。



介護をしていく立場を描いた作品は多いような気がするが

この本は、記憶を失っていく患者本人の視点で書かれていて

焦り、葛藤、苦しみ、色々なものが自分のことのように感じられ

読んでいて辛かった。


自分がわからなくなってしまっても、生きる意味とは何なのだろう。

生きること、死ぬこと、、、最近こういうことを考えさせられる機会が多いような。

永遠のテーマなのでしょうけど。



映画、みなくちゃ。