『いのちのハードル』 木藤潮香

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1リットルの涙」 木藤亜也さんのお母さんが書いた手記。


電車で鼻をすすっていたら 視線を感じた(ーー;)

お母さんの想いが詰まった手記は、亜也さんの日記以上にぐっとくるものがありました。






生命の極限にあることを知っていながら自分を失わず、

笑顔と優しい心を持ち続けていた亜也がまぶしくて、自慢の娘だったよ。

亜也はお母さんが産んだ大事な子供です。

助けてあげられないお母さんの非力を許してちょうだい。

亜也に先立たれる親の気持ちは身がよじれるほどつらく、悲しみで一杯です。





治ることのない難病の亜也さん、それを支えた家族。


亜也さんが自分を責めないように、お母さんは病院へ行くとき
お化粧をしっかりするようにしていたそうです。



お母さんはまだ若いんだよ。
あなたの世話でこたえるような年ではないんだよ。
亜也を安心させるためだったら、他人からなんと言われようと平気だった。



母は強いです。