『隠し剣孤影抄』 藤沢周平
秘剣、外に語らず―。 剣客小説に新境地を開いた名品集“隠し剣”シリーズ八篇。 凶々しいばかりに研ぎ澄まされた剣技を秘める主人公たちは、 また人としての弱さもあわせ持つ。 剣鬼と化し破牢した夫のため捨て身の行動に出る人妻、 これに翻弄される男を描く「隠し剣鬼ノ爪」。他に「暗殺剣虎ノ眼」などを収む。
藤沢さんが描く女性は 控えめで一歩下がっていながらいざというときに強い
そして艶があり。。 という感じですね。
そういう女性を目指したいもの・・・武道をやってみたくなります(笑)
短編って自分の読みたいものだけ読んでやめちゃったりするんですけど
この人の作品はやめられない。。。
どれも ほんのりあたたかくて 痛快で そして悲しくて。
『隠し剣鬼の爪』 は映画化されたときにみましたが、もう一度みたくなりました。